背後から聞こえるみんなの声。


ジワッと私の目から見えている景色が霞んだ。

「な、みだ…?」


泣き始めてしまえば、流れ落ちる涙は止まらないもので。

そのまま、私は崩れるように床に座り込んだ。


言葉を発さずに、近寄ってきてくれた4人とクローディア。



…ありがとう、みんな。