月ノ光




それは、陽と出会う前に分かったことだ。


たまたま、あの小さな庭で拾った本。

本を読んでみたら、中身は禁術の数々。



読んでみた、というよりは、感じてみた、だが。

天性の何かがあったんだろう。
文字が読めないのに、呪文は読めた。


読めてしまった。