―――――――― ―――――― 書物室に戻り、さっきまで居た机に集まる。 「じゃあ、先ほどの続きをお願いします。」 私は小さく頷き、文に目を通す。 「…もう一人の神ノ子は、月ノ子。銀の瞳を持った少女。類稀な知能を駆使し、数多の魔法を操る。」 銀の瞳… 私も銀色だ。