月ノ光




大技を使って、体力を削られたのだろう。


「雅、祐は?」


私が問うと、雅は少し晴れつつある砂埃の中を指差した。


桃香が、砂埃の中に駆けていき、


「わ…っ!」


いきなり大声を上げた。


スゥーと砂埃も晴れ、現れたのは…