月ノ光




「月華ー!大丈夫かー?」


桃香の張った結界の中から祐が叫ぶ。


私は自分を守っていた結界を解き、

「問題はない。」

と一言だけ告げた。



「…祐、始めるぞ。」


冷たい声だが、楽しそうな感情が入っている。

雅は始めたくてウズウズしているのだろう。