月ノ光




「…ありがとう。」


クローディアは頭をゆっくりと上げる。


瞳には涙が溜まっていた。


「クローディアが泣くなんて珍しい…。」


<…な、泣いてなんかいないぞっ!>


今度は顔を真っ赤にして怒る。


クローディアも…私も、表情が豊かになった。

みんなのお陰、か。