月ノ光




「もう大丈夫だから。」


そう言って微笑んであげれば、2人も少し安心したような顔をしてくれる。


「行きましょうか。
ほら桃香、早くしないと祐達が先行っちゃいますよ?」


「なっ!遅刻魔より遅いとか絶対イヤっ!
行くよ、月華っ!」


愛と桃香なりに私を元気付けてくれているのだろう。

2人のいつも通りの言い合いは、私の頬を緩ませる。