月ノ光




サッと少年に近づく男。


少年の額を人差し指で触れ、

囁くように



「――死霊カラノ招待状」


呪文を唱えた。


瞬間、黒雲が昇り始めていた月を隠し、


小さな庭は深い闇に包まれる。