目を見開く少年。 「バケ…、モノ…?」 「そう。私は、母と父から、バケモノと呼ばれている。」 そうだった。 私の名前は無かった。 いや、本当に"バケモノ"という名前だと思っていた。 「お前の両親は、どこにいるんだ?」 恐る恐る、というように少年は聞く。