月ノ光




そして今日。

桜の木を見上げ…
「…!」

<月華、そろそろ行かんと遅れるぞ。>


「…クローディアか。」

…驚いた。

いきなり目の前に現れるのは反則だ。


<もう少し、反応が欲しかったな…。面白くない。>

「私に面白さを求めるのが間違っている。さて、行こう。」


まずは、学園長に会いに…

何か話があるようで。