月ノ光




「フラウ!何、今の音っ!」


目線を雅のベッドから、僕の後ろで飛んでいるフラウに移す。


<今の音はねぇ、ホイッスルの音を改良して、脳内まで響くようにした音だよ♪

でも、耳を塞いでいたら聞こえないようにしたから、祐にはそこまでの音量で聞こえてないハズだけど?>


いや、聞こえたよっ!


耳から手を離したら、鳴ったんだもん!