「やっと着いた~」 ようやく学校に着いた。 毎回思うけど、 駅から学校までの道のりが長い。 下駄箱で靴を履き替えていると、 「瀬山~、」 後ろから声がした。 「木崎先生、」 「お前また遅刻しやがったなあ~」 木崎先生があたしのことを 名前ではなく、苗字で呼ぶ時は 怒っている時だけだった。