「え~と、木崎拓磨です。」 俺は簡単な挨拶を始めた。 あの子は外を見ていた。 生徒は出席番号順に並んでいるので あの位置からすると、 あの子の名前は"カ行"や"サ行" なのだろうと思っていた。 挨拶を終えてイスに座った。 あの子がこっちを見ていた。 隣の女の子と何かしゃべっている ようだった。