俺はずっと考えてた。

どうすれば光のないリナの目に光が宿るか…。

最初は担任として…、いろいろ考えた。

でも、リナのことをいろいろ考えているうちにリナのことしか考えられなくなってた。

普段、対して人のことを気にとめることのない俺はこの気持ちが何なのか戸惑った。

でも今、確信した。

リナの涙を見て。

リナを生徒じゃなくて1人の女として助けてやりたい。