〜命よりも大切な貴方へ〜 (完結)


キョロキョロと辺りを探して見ると、一本の樹を見つけた。




「ニャー」




総(此処かな?)





上を見上げると、黒い毛並みの猫と白い毛並みの猫が木の枝にいて、降りたくても降りられない状況のようだ。





総(何故、そこに猫がいるんだ?まぁ、いっか。それよりも、猫達を助けないとな。)





私は手を伸ばし





総「おいで、怖くないよ。私がちゃんと受け止めるから。……ね?」




二匹の猫は、私をめがけて飛び降りた。