〜命よりも大切な貴方へ〜 (完結)


平助と新八こと永倉新八の二人は分からないと言う状況の中、未だに睨み合ったままでいる二人に私は何と無く飽きてきていた。



それを悟ったのか凛は言った。



龍牙「どうしました?沖田さん。このままでいるといつ終わるか分かりませんよ?どうします?」


凛の挑発するような言葉に沖田は


「そんなに君が負ける事を望むのなら叶えてあげるよ。」


沖田は凛の挑発にのり、凛に向け走り出した。それと同時に、凛も動き出した。


涼(この勝負は凛の勝ちだな。)


ギィィィィン


沖田と凛の木刀がぶつかり合い、沖田の木刀は凛により弾き飛ばされ、凛の木刀は沖田の首筋に当てられていた。