〜命よりも大切な貴方へ〜 (完結)


と、話している所にクイクイと着物の裾を引っ張る感じがし




総「?」




見るとあの時話した子がいた





総「どうしたの?」




子1「えっと…あの…この服」




総「あぁ、それは今日から君達の物だから気にしちゃダメだよ?それに、君達はもう自由なんだからさ」





子1「いいの?本当に?僕達なんかに…」





総「こら、僕達なんかにって言わないの」





と、コツンと叩く





子1「…うん!」





男の子は嬉しいのか元気よく返事をした





総「いい返事だ。さ、まずは皆のお名前を教えてね?」