「雫ちゃんか。ありがとう。樹を癒してくれて」 「おい、詩織」 「いいじゃない?元カノとしてはお礼が言いたいの。私と別れた後、かなり引きずってたって聞いてたから気にしてたけど良かった。樹にもいい人ができて。しかも私に似た人なら安心。あっ、じゃあ私、彼氏待たせてるから行くね」