矢野の声が優しく響く。
恥ずいけど本当に気持ち悪い。


矢野の着てるカットソーを片手でキュッと掴ませてもらって体を預けた。


矢野の心音がやっぱり、あたしを落ち着かせてくれた。


こんなに近いけどやっぱり顔を見るのは無理。でもすごくドキドキはしてる。



逃げたい、避けたいっていうよりはこのままこうしていたいな。