ようやくあたしたちのとこまでたどり着いたサルは無視してミチルに一目散に駆け寄る。 「あれ?ミチル、洸は?」 「洸はちょっと用事があるから遅れてくるって。それにしてもしぃ、その普段着みたいな格好もうちょっとましにならなかったの?」