別にいいんだけどね。






「ふざけるなよ、ふざけるなよ、ふざけるなふざけるなふざけるなふざけるなふざけるなふざけるなふざけるなふざけるなふざけるなふざけるな!!!!」


『・・・っ、・・・っ!?』


「お前が、お前が好きだって、こんなに、俺はこんなに、お前、の・・・・・・・・・・・・・・」


『・・・』



「だったらじゃあ、なんで、なんで俺はこんなに、こんなに俺は、どうして・・・!」





乱暴に壁に追い込んだ身体は震えていた。

綺麗なまるい目は大きく見開かれていた。

大好きな声は一切発していなくて
ただ俺に怯えていた。




俺は好きだった?

お前のことが好きだった?
キミのことが好きだった。

そう好きだった。



裏切られた?そんなはず無いだろう。
勝手な思い込みだろう。


俺がお前を好きだったように
お前も誰かを好きだったただ、それだけの
それだけの話


その誰かが偶然、俺以外の誰かだった
それだけの話



だけど悲しくて
いつも元気なお前の表情はまさに絶望で
好きなのにどうしてと
この思いをどうしろと

身を投げたんだ



『待って』
大好きな細い声が
聞こえたような気がした