「新条(しんじょう)さん、よろしくお願いします。」

そして奏夜も

「新条さん、お久しぶりです。」

「お久しぶりです。奏夜様。今日のことは、旦那様から、聞いております。」

そう言って私たちは車に乗り込んだ。

この車を運転してくれているのは、新条忍(しんじょうしのぶ)さんです。

年齢は25歳。きちんとセットされた黒髪の男性です。

私のボディーガードをしてもらっています。

昔は暴走族とかにはいっていてけっこうあれていたらしいですが、お父さまがやとってからは、仕事熱心な人になったそうです。

「新条さん、お父さまの会社に行く前に家によってくれない?」

「はい、わかりました。」

そして、15分後……家に到着………

「相変わらず野々歌の家はでかいな。」

「そう?暮らしてるとよくわかんないや。」

そう、野々歌の家は超でかい。

5階建ての家に
めっちゃ、広い庭。
そして、テニスコートやプール、運動場などもある。
また、パーティを開くための大広間もある。

こんな、家だ、なのでたまにAクラスのみんなでテニスをしたりプールにはいったり、パーティを開いたりしている。

野々歌の部屋は3階のいちばん日当たりのよい部屋だ。

野々歌の部屋は白で統一してあり、お姫様のような部屋だ。また、かく部屋に一つずつバスルームやトイレや洗面所などがついている。

奏夜は1階にあるお客様ようの部屋でコーヒーを飲みながら過ごしていた。

その頃、野々歌はスタイリストさん(メイドさん)に薄くお化粧をしてもらっていた。

その5分後〜

「奏ちゃん、遅くなってごめんね。」

「あぁ、いいよそんな待ってない…。」

奏夜は顔をあからめて野々歌のほうを見ていた。

「奏ちゃん、どうしたの?これ似合わない?」

野々歌は水色のシフォンきじのワンピースに少しヒールの高い白いパンプス髪は、少し巻いて、お化粧も薄くしていた。

奏夜は顔をあからめたまま

「本当、ありがとう。」

野々歌と奏夜はそのまま、新条さんの待っている所まで歩いてゆくと。

新条さんも少し顔を赤らめ、

「お、お嬢様…すごく綺麗ですよ。」

新条さんにそういわれ、言われたほうも恥ずかしくなってしまった。

そして

「ありがとう。」っと言った。

奏夜は少し不満そうな顔をしていた。