蓮に腕を引っ張られ、あたしはソファの上に寝ている。
それだけじゃない・・・。



あたしの上にまたがる・・・・・・・蓮。




ななな・・・何この体勢っ!??!




ドキドキと激しくなる心臓。



蓮はじっとあたしを見つめる。
そして、ニヤッと笑った。



嫌な予感ッ・・・・!!!! 









『何か・・・・冬嘉・・・可愛いんだけど・・・・』





は、はぃいいっっ!??!?!
ど、どどどうしたのぉお!?!?!?




あたしが混乱していると、蓮があたしの首元を見た。




『なんだ・・・消えてるじゃん・・・』



へ??



「な・・・何が・・・」


『キスマーク』



ひっ!?




蓮があたしの首元に、唇をつけるかつけないかくらいに微妙に口元をかすめる。


蓮の熱い吐息があたしの首元にかかる。




「ッきゃッ!!」



蓮はあたしの髪の毛を撫で、そっと口元を、首から耳へ動かした。













『シてみる?』











耳元に甘く、低い声で囁かれた。




「っ!??!?!///」




な、な、な、・・・・何ですとーー!?!??!///



困惑状態のあたしの耳に息を吹きかける蓮。


ビクッと揺れるあたしの体。



「ひぇッ・・・///」




ヤバイってぇええっっ!!!///


この状態・・・・・・絶対・・・・ヤバイッッッ!!!!!///