「っねぇ!!
何言ってんの!?」
『何って…冬嘉の家行って泊まるじゃん?』
ヤバいって!!!
絶対記事にするよぉ!!!
『その時、愛のメッセージ、言ってやるよ。』
………もう!
俺様な上に、エロい奴。
そんな奴にベタ惚れのあたしって…
どうかしてる?
―帰り道
「信じらんない!!
てか本当に家来るの!?」
『当たり前だろ?』
蓮はルンルンと楽しそうにしている。
こ、こいつめぇ!!
復讐してやる!!
(↑怖)
「新聞に書かれるに決まってんじゃん!」
『俺は良いけど。』
蓮はニコッと笑う。
………っ。
この笑顔に弱いあたし。
どんなに憎まれ口叩かれても、許してしまうダメなあたし。
………はあ~あ。
って!!ああっ!!
あたしはある事を思い出した。


