「きょ、強制!?」
『はい☆
答えなきゃ、記事にして(するけど)町中にばらまきますよ?』
えええ?!?!
校内でも嫌なのに!!!
ってか意外に麻生さん…怖い…(泣)
『では海宝さんから!!』
「え、えっと~」
町中はヤバい!!!
この麻生さんなら絶対やるよ!!!!
言う…しかない。
「え、えと~…
す…好き?…です…」
『何故ハテナマークがついてたのでしょう…?
まぁ良しとして、次に守谷君!!』
『……俺?』
『はい!!海宝さんに愛のメッセージを!!!』
『あーそれは…』
またもや蓮がニヤリと笑った。
嫌な予感…!!!!!
『今日の夜、に言ってあげる』
……っはい!?!?
よ、夜ーーー!?!?!?!
『やっぱり愛し合う者は…ですね。
保健室でもそうでしたけど、TPOをわきまえてくださいね☆
では…(記事に書こうっと)
ありがとうございました!!また良いスクープ下さいねー』
そう早口で麻生さんが言うと、ササッと消えた。
あたしは顔に熱が上がっているのが分かった。
ただただ突っ立っているのが精一杯。


