………
……………
…………………
「……?」
霞む。
「っ!!!!」
眩しいッ!!!
「…?」
あたしはそっと目を開けた。
天井の電気が眩しくて、目を逸らした。
「!?」
びっ…くりしたぁ…
あたしの隣には気持ちよさそうに眠る蓮が居た。
いつの間にか、布団が敷いてある。
その上に居るあたし達。
蓮に抱きしめられる形でいるあたし。
「………」
……あ、れ…?
あたしは、蓮の腕もお構いなしにバッと起き上がった。
フラッシュバックしてきた。
あたし達…昼間…
…………っ!
カクカクと震える腕。
顔は真っ赤にのぼせ上がり、汗がタラリと出てくる。
っうわーーー!!!!!!!!
あたしなんて恥ずかしい事ぉおおお!!!!!!!!
…てか洋服…宿の浴衣?
だってあたし自分で着てない…
!
ぎゃあああああ~……
あたしの叫びは響くのでした……。
『……ん~…』
ビクッ!!!
あたしは振り返った。
そこには目を弱々しくこする蓮。
あたしはどう接したらいいのか分からない。
だってその後って!!
どうすれば!!!
って本当にしちゃったんだぁ~~!!!!!
意味不明な叫び…。


