何………だ……
ちょっと気抜け?
てかちょっとショック…
って!?
はあ!?自分アホ!!
エロいの自分じゃん!!
完全自分蓮のペースに飲み込まれてる!!
あたしはポカポカと自分の頭を叩く。
『冬嘉って考えてる事、分かりやすい。』
クスクスと笑う蓮。
嘘ぉ!!
『何か俺が変な事すると思ったでしょ』
あたしはパクパクと口を開け閉めする。
『だからちょっと期待させた』
罠にかかったぁ!!!!!!
「きっ…期待なんかして無い!!」
これじゃいつもと一緒じゃん!!
また蓮に馬鹿にされた!!
あたしと蓮、逆の立場になる事出来ないのかな!?
……そう。
あたしは今、何としてもあたしと蓮の立場を逆にしたい。
けどっ………無理!!!!
『ふーん』
お茶を飲み込む蓮。
こいつには勝てない!!
けど勝ちたい!!
あたしは蓮の弱点を探る事にした。
「…ねぇ…蓮はさぁ…」
『んー?』
今度は部屋に置いてあるお菓子を食べている蓮。
「嫌いな食べ物ある?」
嫌いな食べ物作戦!!
でも無かったら困るんだけど…
『ピーマン。』
「っへ?」
『ピーマン無理。』
…うっ…嘘ぉ!!!!
「美味しいでしょ!!」
『は?無理。
あれ食べ物じゃない。』
ピーマン嫌いなんだ!!
何か嬉しい~♪
(↑おい)
ってか蓮…ちっちゃい子みたい!!
可愛い―!!!!!!!
「好きなのは!?」
『海鮮系』
海鮮系かぁ~!
今日料理出てきそうじゃん!!
『後は~』


