『ずっとなんて、曖昧じゃねぇ。』
繰り返す蓮。
「……れ…ん……」
『ずっといる事を誓う…って言ったよな?』
蓮は実行委員長に向かってそう言った。
『…はい…まぁ…』
少し慌てる実行委員長。
『………冬嘉。』
蓮は再びあたしに向き直った。
『俺は、一生、お前と居たい、けど?』
……………っえ……
キャアアアアアッッ!!!!
体育館に響き渡る歓声。
あたしは頭に響く蓮の言葉に、ただドキドキしていた。
一生あたしと居たい?
夢じゃないよね?
嘘じゃないよね?
『ちょっとクサかったな。』
フッと笑う蓮は、とっても、とっても、格好良かった。
「………っあたしも」
ありがとう…蓮…
今度は、あたしの気持ちだよ?
「あたしもっ……
蓮と一生、居たい、けど?」
涙で視界が歪みながら、蓮の真似をして言う。
すると、蓮は優しく笑ってた。
あたしの気持ち、伝わったよね?
ストレートすぎ?


