『キャバ嬢の人達!!
出て!!』


はぁ………。



そう店長役の男子に呼ばれ、あたしは落ち込みながら、店へ出た。




『冬嘉、大丈夫だよ!!
後で1E行こ?

それで守谷君を指名しちゃえば大丈夫だから!!
ね?』



「……うん……」



柚に励まされる。



『柚ちゃん指名~』


えっ!?早!!



柚可愛いもんね…。



しかし、次に呼ばれたのは…




『冬嘉ちゃん、指名~』



えっ!!あたし!?





あたしを指名する人なんているんだ。



不思議に思いながら、あたしは指名された所へと向かった。