そこへ現れたのは・・・・・・・・・
『やっぱり此処に居ましたか。
声が聞こえましたよ。』
麗華ちゃんだった。
ま、まさか・・・さっきのやりとり聞こえてた!?
あたしの緊張は募る。
麗華ちゃんは寂しそうにニコッと笑い、あたし達を見た。
『ちょっと海宝さんにお話があります。
良いですか?
その間・・・蓮君には席外してもらいたくて・・・・』
話!?
しかも二人きり・・・
何言われるのかな!?!
あの新聞見たかな!?(汗)
あたしの緊張は更に募っていく。
『分かった。』
蓮はそう言って、階段を下りていった。
あたしと麗華ちゃんだけの踊り場。
何も話し出さない二人に、静けさが訪れる。


