「え、えっと…柊、耀太くん、ですよね! さっき、外から吹いてるの見えて!あの、か、感動?しました! それで…あなたのことを絵に描かせていただけないでしょうか?」 「え…、お、俺…っすか?」 「は、はい!」 頭をかりかりと掻きながら考え込む柊くんは、 遠くからじゃわからなかったけど、とてもかっこよかった。