でもさ、 それも逆でも言えることだよね。 もしあたしが棗に告白して、付き合うことになったとしたら 莉菜も、あたしという親友も、好きな人も、なくしてしまうんだ。 どうすればいいのかなんて わかんないんだ。 へらへら笑っているあたしだからこそ みんなに涙はみられたくない。 見せたくない。