「…誰??」 やがて走ってきた先輩と同じくらい高い背の男の子はあたしと同じ疑問を口にした。 「あれ、悠輔、何で答えないの?!もしや、彼女?!後輩で彼女とかうらやましい!!」 その人は、うるさいくらいに騒ぐ。 先輩を呼び捨てということは、この人も二年生なんだろう。