ホテルについた俺は、真っ先に携帯を取り出した。日和と二人部屋だから特に気にすることもない。 「悠輔ー!!…あ、今から電話??じゃ、俺は隣の部屋いってんね!!終わったら呼んでよ!!」 日和の話に適当に相槌をうって、彩乃の名前をタップする。 コールが始まった。 1コール目。 2コール目。 おかしいなと思い始めた、3コール目。