「ば、馬鹿だけど、馬鹿じゃないもん!!!」 …理科、赤点だったけど。 理科だけは本当にだめなのだ。あたし的ナンバー1の理解できない教科だよ…。 「…理科…」 ぼそっと真優がいった。 「ま、真優ーっ!!!!」 「わあ、ごめんなさーい」 くすくす笑う真優は女のあたしからみてもかわいい。耀太が惚れるのもわかるなあ…。 「…なんかあたし、真優でいいかも。」 「えええ?!」 「ば、ばばばばか!!真優は俺のだ!!!!!」