「…先輩!!!」 休みの日、俺と彩乃は約束通りデートをすることに。 昨日は、眠れなかった。女と出掛けたのはあの中学の時のパートだけだし、出掛けたおろか付き合ったことさえない。 「…っおはよ。」 「おはよー!!」 彩乃は長い髪を上でお団子にし、暑くないのかと思うほどながいワンピースのようなものをきていた。 淡いピンクと黄色のグラデーションで少し焼けた肌の彩乃によく似合っていた。 カバンも同じ淡い感じの水色で、彩乃は見事に3色そろえたって満足そうにわらっていた。