「そのままの意味よ。まぁ今の間は覚えておいてくれるだけでいいわ。じゃあまた音楽室で。」



鈴音は一度も顔を赤らめたりすることはなく、いつものように淡々としていた。


「…何だぁ、アイツ??」



鈴音は、それからの日々も、何も変わることはなかった。