謎が多過ぎて首をしきりに傾げながら、布団から抜け出し襖に近付く。 開けてみると、中庭のような場所の光景が広がった。 池があって、そこで色とりどりの鯉が泳いでいる。その上に松の木が佇んでいて、地面は芝生と石で覆われていた。 和、だ。純和風。 ――いよいよ分からない。 あたしはとりあえずもう片方の襖を開けようと、それに歩み寄った。 そして開けようとして、止まる。 「あ」 「………。」