と、不意にカチャリとこの部屋の扉が開いた。 思わず肩を震わせて目を向けると、そこには――綺麗な目をした端正な顔立ちの男の人。無表情だから、なおさら人形に類似する。 かっこ、いい…。 思わず見惚れてしまう。 けど、この男の人は――酷く、冷たかった。刺すような空気が、まとわりついてる。 「てめぇが、飛び出して来たんだぞ。」 「おいっ、ユウ…」 「黙れ。」 いつの間にか扉から顔を出したさっきの彼が、困ったように垂れ目を細めている。