あたしは日向君を一瞥すると、頬を床に付ける。身体が熱くて、すごく眠たい。 日向君はコトン、と音を立てて御膳をテーブルの上に置いたのが分かる。あたしはじっと、床に目線を落としていた。 しばらくの静寂の後、子供が背伸びしたような声が鼓膜に響く。 「具合悪いのか。」 「……そうなのかな…。」 小さく呟く。眠たくてだるくて、答えるのにもいい加減になってくる。 ミシ、とフローリングが軋む音がした。衣服が擦れる音に、日向君が側に来たのだと分かる。