どうして?何でこんなに私、どきどきしてるの? これじゃあまるで私が色摩君を… 色摩君を…何? 「おい、授業始まるぞ」 ぽんっと肩を叩かれた。 「り、んちゃん..」 「こら、学校では小鳥遊先生と呼べと」 「燐ちゃ..」 どうしていいか分からない。 まさかこんな風になるなんて思ってなかった。 「泣いてるのか」