「俺の祖母だ」





色摩君のおばあさんが何故ここに?という疑問があったけれど、とりあえず挨拶をしなければ





「はじめまして、四月朔日楓夏と申します」





えーっと、こういう時って座布団から降りて..


三つ指は立てるんだっけ?それともいらないんだっけ?




「あなたが選ばれた子やね」




にこにこしながら私の目の前に座る。




よかった、とりあえず礼儀に関して何も言われなかった。





色摩君もおばあさんの横に座った。