「まさかお前も選ばれし者なんてな」 「私が?選ばれし者?」 ほらまた、気になる言葉 「四月朔日楓夏」 「何で名前?」 「昼休み」 あぁ、そっか、そういうことね 納得すると、剣が私のもとから離れた。 それからピンク色の綺麗な珠がいくつも繋がったブレスレットへと変わった。 ブレスレットというよりも、数珠に近いのかもしれない。 色摩君の方を見ると色摩君もまた腕に数珠らしきものを付けている。 「私達、仲間なんだよね?」