「図書委員は昼食が終わり次第、図書館に来てください。繰り返します...」 お昼休み、誰もが自由に休憩をとる中、先生からの呼び出しがかかった。 「あれ?楓夏、図書委員だよね」 「うん」 朝は遅刻しそうになって、お昼は呼び出し。今日はついてないかもしれない。 ちょうど食べ終えたお弁当を片付け、静と別れて校舎を出た。