~桜花~



「別に」




少し不貞腐れたような感じで言う。




別に、って何よ




扉を開くとちょうどみんなが試合形式の練習をしていた。



ひとりが私に気づいてくれて、手を振ってくる。



「四月朔日!」



「部長、すみません、練習参加出来なくて」

「でもあんたはこうして来たじゃない、そうだ、あんたも参加しなさいよ。
もう終わったんでしょう?ならいいじゃない」


色摩くんの方を見ると、姿はもうどこにもなかった。



なんだ、もういっちゃったんだ。


「四月朔日?」


「あ、はいお願いします。」