色摩君だ。 色摩君も驚いた顔で私を見てる。 「おぉ、一年だけ遅いから心配したぞ」 「遅れてすみませんでした」 燐ちゃんがプリントの枚数を確認している間も色摩君が何故か私を睨んでいて。 気まずくなった私は視線をそらした。 「よし、全部揃ったな、ん?どうした?」 「先生は、幼馴染は生徒として見られないんですか?」