小さい頃から私のお兄ちゃんのような存在だった。 “いつでも俺を呼べよ” 何かあるたびに言ってくれた燐ちゃんのその言葉は、 私にとっては魔法の言葉だった。 燐ちゃんがいてくれるから、そう思うと何だって出来た。 悲しい時には笑顔にしてくれて、 嫌な事がある時は楽になるまで話をきいてくれた。