黒猫ちゃんの憂鬱5




ずっと俯いてる來の隣に座る。





ボスッと音が出るこのソファは高いのだろう。



何気に革だし



あ、そっか。




うち等が屋上使ってるから此処しかなかったのか、溜まり場作るところ。








「なぁ。ホントにどうし・・・」



やっと顔を上げたかと思うと、




『1分だけ。1分だけ・・・こうしてたい』





私を抱きしめた。






・・・は?!




コイツ、ホント大丈夫か!?