黒猫ちゃんの憂鬱5




「ヒデ!!カズキも居るじゃんっ」



『へ?何でツキさんッ!!』




「鍵ちょーだいっ」



『今は入院中じゃ・・・。あ、鍵ですか。いいですよ』






ヒュッと投げるられパシッと受け取った。





『おいっ!!ソイツ捕まえろーー!!!』





『『あれ?あれって確か鬼陣の・・・・・・』』





ギクッ



貰った鍵をすぐ鍵穴に差込んでエンジンをかけた。





『ツ、ツキさん!!やっぱダメです!!』



「乗り捨てだけはしないから安心してねー」



それだけ言うと、スピードを出した。