黒猫ちゃんの憂鬱5





私はベランダの下を見渡す。




運よく大きいトラックが来て、その横に単車が2つ。




「良いこと思いついた~」





スッと後に下がる。





ヒロを見て、ニコッと笑うとヒロは焦りだした。






なんだよ、自殺でもすると思ってんのか?





タッと走って手すりに両手をついて足を上げた。






ヒュオオ、と音を出す風。





ボスッと音が鳴ると、すぐさまバイクにまたがった。






誰のか知らないけどー・・・って